東京都の小池百合子知事は5日の定例記者会見で、首都圏4都県に対する新型コロナウイルスの緊急事態宣言の再延長について「現状は依然として厳しく、極めて重く受け止めなければならない」と述べた。
 5日の都内の新規感染者は301人。直近7日間平均は273.6人で前週をわずかに上回った。小池氏は「ここまでには抑え込めてきているが、(7日間平均を140人以下にする都の目標達成の)見通しは残念ながら立っていない」と説明した。
 繁華街の人出が増加し感染再拡大が懸念される状況に、小池氏は「ここで気を緩めず、皆さんには原点に立ち戻っていただきたい」と外出自粛など感染対策の継続を求めた。
 東京五輪・パラリンピックに関しては「安心安全な大会にする観点で(準備を)進めていく」と改めて強調。海外からの観客受け入れや会場の観客数については「防疫措置や専門家の科学的な知見を踏まえる」と述べるにとどめた。 (C)時事通信社