緊急事態宣言が21日まで再延長される。この間、今夏の東京五輪を見据えた各種競技の大会が国内外で予定されている。競技団体は大会開催や海外への選手派遣について、引き続き慎重な対応を求められることになる。
 バドミントンは17日に全英オープンが英国のバーミンガムで開幕し、桃田賢斗(NTT東日本)ら日本代表が派遣される予定。フェンシングは今月から五輪予選を兼ねた国際大会が約1年ぶりに再開される。国内ではアーチェリーの五輪代表を決める最終選考会が20、21日に東京都内で予定通りに開催される方向だ。
 一方で海外からの選手や関係者の入国制限が続くため、変更を迫られた例もある。石川県で21日に行われる全日本競歩能美大会は、規定数の国際審判員を確保できない状況となり、五輪の参加資格記録や世界記録などの対象外となった。
 トップ選手の強化拠点、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターは宣言下でも利用可能。ただ、ホッケーで外国人指導者の入国に支障が出たケースがあり、他競技でも懸念は残る。4月以降に本格化する五輪テスト大会までに宣言が解除されなければ、強化に大きな影響が出ることは必至だ。 (C)時事通信社