東京国税局は5日、新型コロナウイルス対策の持続化給付金をだまし取ったなどとして逮捕、起訴された甲府税務署職員の藤山雄太被告(27)=詐欺と大麻取締法違反の罪で公判中=を、同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。
 国税局などによると、藤山被告は昨年12月、虚偽の所得税確定申告書の控えを添付して電子申告し、持続化給付金をだまし取ったなどとして愛知県警に逮捕された。2月16日に名古屋地裁一宮支部で開かれた初公判では、3件の不正受給に加担したことや自宅で大麻を所持していたことを認めた。
 藤山被告は主に相続税の調査を担当していたが、確定申告期間中は所得税の申告相談にも対応していたという。
 西川健士・東京国税局総務部長の話 公務員としてあるまじき行為で、深くおわびする。厳粛に受け止め、綱紀の厳正な保持の徹底を図る。 (C)時事通信社