河野太郎規制改革担当相は5日の記者会見で、新型コロナウイルスワクチンに関し、優先接種の対象となる医療従事者が全国知事会の調べで約480万人に上ると明らかにした。政府は当初約370万人と想定していた。また、当面は1瓶当たり6回ではなく5回接種できる注射器を使用すると説明した。
 河野氏は、3月に優先的に行う医療従事者への接種について、「既に確保している5回用の針と注射器ということでお願いをすることになる」と述べた。6回採取できる注射器の十分な確保が進んでいないためで、余ったワクチンは廃棄することを明言した。
 4月12日から始まる65歳以上の高齢者への接種でも5回用の注射器を使用するとし、「それなりの量が確保できたところで5回から6回に一斉に切り替えたい」と述べた。
 河野氏は、医療従事者約480万人への優先接種に必要な2回分のワクチンの配布は5月前半までに完了するとの見通しを示した。3月8日にワクチン第4便が日本に届くことも明らかにした。 (C)時事通信社