【ロンドン時事】新型コロナウイルスワクチンに対する信頼感が高まっている。英大学インペリアル・カレッジ・ロンドンが5日に発表した国際比較調査で、ワクチン接種希望者の割合が世界的に上昇した。日本でも増加したが、世界の中では低い水準にとどまった。
 調査は2月、インペリアルが調査会社ユーガブと共同で、日本や欧米、アジアなど15カ国の1万3500人以上を対象に実施。その上で昨年11月時点のデータと比較した。
 日本では48%がワクチンの接種を希望し、昨年11月時点の39%から上昇した。ただシンガポールと同水準で、最下位のフランス(40%)に次いで低かった。割合が最も高かったのは英国(77%)だった。
 一方、日本はワクチンの副反応を懸念する人の割合が61%で、世界で最も高かった。
 インペリアルのアラ・ダルジ教授は「ワクチン接種をためらう動きに対し、多くの国にはまだ、やるべきことがたくさんある。国民の懸念の理由を理解し、対応するための戦略を練ることが重要だ」と指摘した。 (C)時事通信社