福島県相馬市は6日、新型コロナウイルスワクチンの集団接種開始に向け、医療従事者と市職員による初の予行演習を行った。相馬市はかかりつけ医による個別接種を行わず、集団接種のみ実施することを決めており、予診票の確認や接種済み証の交付、経過観察などの流れを確認した。
 予行演習には計約150人が参加。医師のみがワクチンを接種する態勢では50分で60人に接種を実施した。医師が十分確保できないことを想定し、医師立ち会いの下、看護師だけで接種する態勢では40分で30人に接種を終えた。
 参加者からは時間短縮のため、「予診票の確認を医療従事者が行った方が良いのではないか」などの意見も上がった。今後、人員配置や役割分担を見直すという。
 立谷秀清市長は「大体のめどは立った。これから反省点を改善していく」と述べた。
 相馬市は、市内を約10地区に分けて65歳以上の高齢者から接種を開始し、市内1施設で1日約300人の接種を実施する予定。 (C)時事通信社