日米両政府は、4月にも米ワシントンで菅義偉首相とバイデン米大統領による対面での初の首脳会談を開く方向で調整に入った。複数の日本政府関係者が8日、明らかにした。バイデン氏の招待によるもので、米国内の新型コロナウイルスの感染状況によっては、5月以降にずれ込む可能性もある。
 実現すれば、新型コロナ対応で外交活動を控えていたバイデン氏が直接会談する初の外国首脳となるとみられる。会談はホワイトハウスで行われる見通しだ。
 日本側は、日米同盟重視の表れと受け止め「大変ありがたい」(政府関係者)と歓迎している。両首脳は1月の電話会談で、早期に対面協議を行う方針を確認していた。
 会談では、バイデン氏が「(米国の)唯一の競争相手」と位置付けた中国とどう対峙(たいじ)するかが最大のテーマ。沖縄県・尖閣諸島周辺での海警船の活動強化を含む中国の海洋進出などをめぐり意見を交わす。対北朝鮮政策でも、日米が足並みをそろえる必要性で一致する見通しだ。 (C)時事通信社