「ウイルスに負けない」などとうたい、サプリメントを摂取するだけで新型コロナウイルス感染への予防や治療効果があるような根拠のない広告を出したとして、消費者庁は9日、健康食品会社「マクロフューチャー」(東京都)に、景品表示法違反(優良誤認)で再発防止を求める措置命令を出した。
 同庁によると、新型コロナ関連で、同法違反による行政処分は初めて。
 対象はサプリメント「マクロ元気」の顆粒(かりゅう)状と錠剤状の2商品。昨年6~10月、自社サイトや大手通販サイトで「マクロファージを活性化し免疫力を高める」と広告したほか、「STOP!CORONA」「免疫力アップでウイルスに負けない」と書いたチラシを商品に同封し、コロナや花粉症などに効果があるかのように表示した。
 同社が提示した資料には、合理的な根拠を示すデータが認められなかった。消費者庁は「新型コロナウイルスに対する予防効果に根拠のあるサプリメントや特定の食品はない」と注意喚起している。
 マクロフューチャーの話 厳粛に受け止め、適切に対処する。 (C)時事通信社