広島県安芸高田市議会は10日の本会議で、2人目の副市長に、一般社団法人RCF職員の四登夏希氏(34)を起用する人事案を賛成少数で否決した。四登氏は全国公募で4115人の中から選ばれたが、議員から「新型コロナウイルス対策で財政が厳しい時期に2人目が必要なのか」などの反対意見が出て、同意を得られなかった。
 副市長公募は、市と人材サービスのエン・ジャパン(東京都新宿区)が連携し、1月から実施。書類選考や面接を経て、四登氏を選んだ。
 石丸伸二市長は本会議終了後、記者団の取材に「非常に残念でならない。反対の理由が理解できない」と述べた。今後の副市長人事については「今のところ考えていない」とした。 (C)時事通信社