ビール大手4社が10日発表した2月のビール系飲料(ビール、発泡酒、第三のビール)販売実績は、4社とも前年同月を下回った。新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が延長された影響で、飲食店向けなど業務用が1月に続き苦戦した。
 ビールで業務用が中心のたる・瓶製品は、5~6割程度のマイナス。1月の約7割よりも減少幅は縮小したものの、首都圏で飲食店の営業時間短縮が続き厳しい結果となった。うるう年だった昨年より営業日が1日減ったことも響いた。
 各社の減少幅は、数量ベースで公表するキリンビールが2%、サントリービールは21%、サッポロビールは4%。金額を基準とするアサヒビールは24%減だった。ビールに占める業務用の比率の違いや、新商品やリニューアル品の投入時期で差が出たとみられる。 (C)時事通信社