医師や看護師らに対する新型コロナウイルスワクチンの先行接種のうち、2回目の接種が11日、本格的に始まった。接種が行われた国立病院機構東京医療センター(東京都目黒区)の新木一弘院長(61)は「先行接種は順調に進んでいる」と話した。
 自身も2回目の接種を受けた新木院長は「安心して病院に来て仕事ができるようになった」とほっとした様子だった。看護師の女性(26)は1回目の接種後に高熱が出たが「対処方法は分かっていたので、強い不安はなかった。高齢の患者もいるので打った方が安心だ」と話した。
 厚生労働省によると、11日夕方までに計18万1184回の接種が行われた。このうち、10日に始まった2回目の接種は443回だった。一方、強いアレルギー症状であるアナフィラキシーを発症したのは計37人に上り、同省が今後、詳しく調べる。
 米製薬大手ファイザー社のワクチンは、約3週間の間隔を空けて2回接種することで、新型コロナに対して十分な予防効果を発揮する。 (C)時事通信社