【ロンドン時事】国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は11日、オンラインで開かれた総会で、中国オリンピック委員会から今夏の東京五輪と来年の北京冬季五輪の参加者向けに、新型コロナウイルスのワクチンを提供するとの申し出があったと明らかにした。費用はIOCが負担する。同会長は「これは東京大会の安全を確保するための、さらなる道しるべとなる」と述べた。
 国際機関を通じて提供するか、既に中国製のワクチンについて国家間の合意がある国に対しては直接供給される見通し。
 バッハ会長は、昨年9月以降に各競技の世界選手権とワールドカップ(W杯)が計270実施され、「ウイルスの感染拡大は1件もなかった」と話した。3万人以上の選手を対象に、20万件以上の検査が行われた。 (C)時事通信社