【ワシントン時事】米国の公共広告を手掛ける非営利団体「米広告協議会」は11日、存命の歴代大統領が新型コロナウイルスのワクチン接種を呼び掛ける広告を発表した。接種加速を目指すバイデン政権の取り組みと歩調を合わせ、ワクチンの効果や副反応に関する国民の疑念を払拭(ふっしょく)するのが狙い。
 広告にはオバマ、ブッシュ(子)、クリントン、カーターの各元大統領が夫人と共に出演。「ワクチンは希望だ。あなたやあなたの愛する人たちを守る」「パンデミック(世界的大流行)を追い払うため、皆さんが接種を受けることが重要だ」などと呼び掛けている。オバマ氏らは既に、ワクチンの公開接種を受けている。
 トランプ前大統領夫妻は、1月の退任前に接種を済ませたことが最近明らかになったが、広告には出演していない。前政権は昨年、広告協議会とパートナー契約を結び、メラニア・トランプ夫人が手洗いなど感染予防の励行を呼び掛ける広告に出演している。 (C)時事通信社