【ブリュッセル時事】オランダで15日、下院選(定数150)の投票が始まった。新型コロナウイルス感染拡大防止のため投票日を3日間に分散し、15、16の両日はまず感染リスクの高い70歳以上の高齢者や基礎疾患を持つ人が投票できる。全有権者が対象となる17日の投票時間終了後、開票作業が行われる。
 下院選はコロナ危機以降の欧州主要国で初の総選挙。各種世論調査では、ルッテ首相率いる中道右派・自由民主党が第1党を維持すると予想されており、幾つかの政党との連立によるルッテ氏の4期目続投の公算が大きくなっている。
 ただ、コロナ感染が収束しない中、長期化する厳しいロックダウン(都市封鎖)には反発も出ている。1月の夜間外出禁止令導入後には各地で暴動が発生。ハーグでは投票前日の14日にも反政府デモが起き、警察が放水銃などで解散させる混乱があった。 (C)時事通信社