日本航空は16日、2021年春闘で基本給を底上げするベースアップ(ベア)を実施しないと同社の各労働組合に回答した。新型コロナウイルス感染拡大で業績が悪化していることから、主要労組のJAL労働組合はベア要求を見送っていた。夏の一時金については引き続き検討するとしている。
 また、客室乗務員の新たな働き方として、50歳以上を対象に理由を問わず8割勤務を認める新制度を導入する。21年度は6割も選択可能。これまでは、介護や小学校3年生以下の子どもがいる場合にのみ認めていた。
 全日本空輸もベアは行わず、1月から実施している一般社員の月額給与5%カットを継続する見通し。 (C)時事通信社