大阪府和泉市の産婦人科医院で2017年、無痛分娩(ぶんべん)を利用して出産した女性=当時(31)=が死亡した事故で、大阪地検は16日付で、業務上過失致死容疑で再捜査した男性院長(63)を再び嫌疑不十分で不起訴とした。
 院長は同容疑で書類送検され、大阪地検は19年4月、嫌疑不十分で不起訴とした。遺族の申し立てを受けた検察審査会が同年10月、不起訴不当と議決し、地検が再捜査していた。地検は「起訴するに足りる証拠を収集できなかった」としている。
 女性は17年1月、出産の痛みを和らげるため硬膜外麻酔を受けた後、呼吸困難となり、低酸素脳症で死亡した。 (C)時事通信社