【ベルリン時事】英製薬大手アストラゼネカが開発した新型コロナウイルスワクチンの接種後に血栓ができる事例の報告を受け、欧州を中心に同ワクチンの接種を一時停止する動きが広がっている問題をめぐり、世界保健機関(WHO)は17日、「効果がリスクを上回る」として、現時点では接種の継続を推奨すると表明した。
 WHOは「血栓症は頻繁に起こることが知られている」と指摘。「大規模な接種行動の中で、各国が接種後に起こり得る有害事象について周知するのは通常のことだ」と、各国が予防的に接種を停止したことが、ワクチンと症状に因果関係があることを示すわけではないと強調した。
 ワクチンの安全に関するWHOの諮問委員会も改めてデータの分析を進めており、結論が出次第公表する方針。 (C)時事通信社