第93回選抜高校野球大会は19日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕した。3試合が行われ、神戸国際大付(兵庫)は延長サヨナラ勝ちを収め、仙台育英(宮城)は零封勝ち。健大高崎(群馬)は快勝し、春の頂点に向けて熱戦の火ぶたが切られた。
 昨年は代表校が決まった後、新型コロナウイルスの影響で大会は中止された。2年ぶりの開催となり、令和では初開催の選抜。開会式は感染予防対策のために簡素化され、開幕日に試合が組まれた6校だけが参加した。
 仙台育英の島貫丞主将は選手宣誓で、コロナ禍に翻弄(ほんろう)された1年を振り返り、「多くのことを学びました。当たり前だと思う日常は誰かの努力や協力で成り立っているということです」。続けて2011年の東日本大震災から10年たった被災地の復興にも思いをはせ、「2年分の甲子園。一投一打に多くの思いを込めてプレーすることを誓います」と力強く宣誓した。 (C)時事通信社