参院予算委員会は19日午前、菅義偉首相と関係閣僚が出席して集中審議を行った。首相は、新型コロナウイルス対策で首都圏4都県に発令中の緊急事態宣言を21日で解除することに関し、「総合的対策をしっかりやって何としてもリバウンドは防ぎたい」と述べ、感染再拡大の阻止に全力を挙げる方針を示した。
 立憲民主党の蓮舫代表代行は、東京都と埼玉県で新規感染者数が増加傾向にあると指摘し、「解除して本当に大丈夫か」とただした。首相は「大丈夫だと思っている」と強調。1月の宣言発令時と比べて感染者数が大幅に減少し、病床逼迫(ひっぱく)も改善していることを理由に挙げた。
 首相は、対話アプリ大手LINEの個人情報保護に不備があった問題について「(政府内で)現在、LINEの利用状況を改めて確認している」と述べ、セキュリティー確保に努める考えを示した。自民党の山田宏氏への答弁。
 総務省接待問題をめぐり、武田良太総務相はNTTの澤田純社長らとの会合について「食事せずともお酒はいただいたので、会食に値すると思う」と明言。国会審議中、総務省幹部に「記憶がないと言え」と指示した疑いがあるとの指摘に関しては、「誤解を与えることにつながったのであれば申し訳ない」と述べた。 (C)時事通信社