【ニューヨーク時事】米南部ジョージア州の連続銃撃事件を担当する保安官事務所の報道官が以前、新型コロナウイルス禍をめぐり、インターネット上に中国に批判的な投稿をしていた疑惑が浮上している。記者会見での発言も問題視され、既に報道官職から外された。米メディアが18日、報じた。
 事件は16日に発生し、州都アトランタと近郊のマッサージ店が狙われ、アジア系女性6人を含む8人が死亡した。アジア系住民への人種偏見に基づくヘイトクライム(憎悪犯罪)が疑われた。
 問題の報道官は、アトランタ近郊の事件を管轄するチェロキー郡保安官事務所のジェイ・ベイカー氏。ベイカー氏のものとされるフェイスブックには昨春、「COVID19」「CHY―NA(中国)から輸入されたウイルス」と印刷されたシャツが、店の写真とともに投稿され、「私の大好きなシャツ」「まだあるうちに手に入れて」と書き込まれていた。
 また、ベイカー氏は17日の記者会見で、人種に基づく憎悪犯罪の可能性に否定的な見方を示していた。さらに事件の起きた日は「彼(容疑者)にとって本当に悪い日だった」と発言。CNNテレビによると、レイノルズ保安官は「被害者やこの悲劇の重大さを軽視したり、容疑者への同情を示したりする意図はなかった」と釈明した。 (C)時事通信社