【ワシントン時事】米疾病対策センター(CDC)は19日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のための学校運営の指針を見直し、教室内の児童・生徒間に求められる対人距離を従来の6フィート(約180センチ)から半分の3フィート(約90センチ)に緩和した。バイデン大統領が早期の実現を目指す対面授業の再開を後押ししそうだ。
 新たな指針は、幼稚園から高校に相当する教育機関が対象で、校内での感染リスクに関する調査結果に基づいたものとされる。CDCのワレンスキー所長は19日の記者会見で、児童・生徒間の距離緩和は「全員がマスクを着用している教室内に限って適用される」と強調した。
 指針は一方、感染者が多い地域の中学校と高校に対しては、引き続き約180センチの距離確保を求めた。それ以外の学校でも、教職員ら大人同士、児童・生徒と教職員の間、食事中などマスクを着けられない場合は、それぞれ約180センチの距離を保つよう推奨している。 (C)時事通信社