【シドニー時事】オーストラリアでは、東京五輪の海外観客受け入れ断念の決定を冷静に受け止めている。新型コロナウイルスの拡散に神経質となっており、最大都市シドニーの市民からは「公衆衛生を最優先に」などの声が上がった。
 豪州は厳しい出入国規制などを行い、新型コロナの感染抑制に成功した。学生のオリビア・ドワイエさん(23)は「五輪のような世界規模のイベントが閉鎖的になるのは悲しいが、コロナによる被害を防止することの方がいい」と語った。
 ソフトウエア会社に勤務するマーク・ヘトラーさん(55)は、ワクチン接種が世界的に始まった状況を踏まえ「ワクチン接種を受けた人のことも考慮すべきだ」としたが「(決定によって)選手を守りたいことは理解できる」と話した。 (C)時事通信社