【台北時事】台湾で新型コロナウイルスのワクチン接種が22日、スタートした。現時点で受領済みの英製薬大手アストラゼネカ製の11万6500回分について、医療従事者らを対象に先行接種する。
 この日は医療従事者のほか、蘇貞昌・行政院長(首相)や、政府の新型コロナ対策本部トップの陳時中・衛生福利部長(厚生労働相に相当)も接種。蘇氏は接種後、報道陣の取材に「痛みはない。具合も悪くなっていないし、熱も出ていない」と話し、ワクチンの安全性をアピールした。一般市民を対象とした接種は、6月以降に始める方針だ。
 注目される蔡英文総統の接種見通しに関し、陳氏は「国産ワクチンの開発に成功したら、総統に受けてもらうのも意義のあることだと思う」と述べた。ワクチンは開発中だが、政府は台湾企業2社から計1000万回分を購入することを決めている。 (C)時事通信社