【武漢時事】垂秀夫駐中国大使は22日、湖北省武漢市を訪問し、同省トップの応勇・共産党委員会書記と会談した。応氏は「中日は互いに重要な隣国だ。協力できる分野は広い」と述べ、日本との友好に努める考えを強調した。
 世界で最初に武漢市で新型コロナウイルスの感染が拡大した後、日本の大使が武漢を訪問するのは初めて。垂大使と18日に会談した李鴻忠・天津市党委書記は香港問題などで日本の対応を批判し、垂氏が反論する場面があったが、22日の会談ではこうしたやりとりはなかった。
 武漢市は自動車をはじめとする産業が集まり、同市や周辺にはホンダや日産自動車などの日本企業が拠点を構えている。垂氏は応氏に対し、コロナ感染で武漢市が封鎖された際、地元政府が行った日本人退避のための支援に謝意を表明。また、湖北省と「姉妹友好都市」として提携する長崎県の中村法道知事からのメッセージを手渡した。 (C)時事通信社