【ロンドン時事】英製薬大手アストラゼネカは22日、英オックスフォード大と共同開発した新型コロナウイルスワクチンについて、米国で実施した臨床試験(治験)の結果、「血栓発症のリスク増加は見られなかった」と発表した。このワクチンをめぐっては、接種後の血栓発症例の報告を受けて欧州を中心に使用が一時停止されるなど、安全性に懸念が広がっていた。
 英国や欧州連合(EU)の規制当局、世界保健機関(WHO)などは「安全だ」と判断。ドイツやフランスなどでは接種が再開されたものの、一部の国はなお慎重姿勢を崩していない。今回の結果は、接種再開を後押しするものとなりそうだ。 (C)時事通信社