国の承認を得ていない方法で医薬品を製造したなどとして、富山県が業務停止命令を出しているジェネリック(後発医薬品)大手「日医工」(富山市)に対し、厚生労働省や県が24日に医薬品医療機器法に基づき立ち入り調査することが23日、関係者への取材で分かった。不正は約10年前から続いており、調査は品質管理が適切に行われているか確認するのが狙いとみられる。
 県によると、同社の富山第一工場(同県滑川市)では約10年前から、品質試験で不適合となった錠剤を砕いて製造し直すなどしていた。ジェネリックの需要拡大により、製造スケジュールが逼迫(ひっぱく)したことが背景とみられる。
 県は今月初め、同法に基づき32日間の製造停止と24日間の販売停止命令を出した。販売停止は28日までとなっており、厚労省などは同工場を立ち入り調査し、業務再開を前に品質管理が適切かを確認する。 (C)時事通信社