【ロンドン時事】新型コロナウイルス感染拡大で英国が最初のロックダウン(都市封鎖)を導入してから1年となる23日、感染の犠牲になった人々を追悼するため、各地で正午(日本時間午後9時)に1分間の黙とうが行われた。英国ではこれまでに欧州最悪の12万6000人以上が感染により死亡した。
 黙とうは慈善団体が呼び掛けた。ジョンソン首相や各党党首らも賛同。首相は封鎖1年の声明で「史上最も困難だったうちの一つである過去1年を振り返る機会だ。われわれ全員が(ウイルスとの闘いで)それぞれの役割を果たした。その偉大な精神を覚えておこう」と語り掛けた。
 23日夜には「記憶の灯火」と称し、各家庭の玄関先などでろうそくやスマートフォンの明かりをつけ犠牲者を追悼。1月には1日数万人に上った感染者は数千人のレベルまで下がったものの、変異株の存在もあり、厳しい警戒が続いている。 (C)時事通信社