24日午前の東京株式市場は、ほぼ全面安となった。海外で新型コロナウイルスの感染が再拡大し、経済正常化への期待が薄れてリスク回避の姿勢が強まった。日経平均株価の午前の終値は前日比530円06銭安の2万8465円86銭。取引時間中では5日以来、約3週間ぶりの安値となった。
 変異ウイルスが拡大したドイツはロックダウン(都市封鎖)を延長し、米国でも感染拡大への警戒感が高まっている。投資家心理の悪化を受け、空運や海運、銀行など景気に左右されやすい業種が売られた。
 市場関係者は「経済正常化への期待で上昇してきた銘柄に利益確定売りが出た。海外投資家がリスク回避のため、株の持ち高を減らしている可能性がある」(大手証券)と指摘した。 (C)時事通信社