【ワシントン時事】米上院(定数100)は24日、厚生次官補にレイチェル・レビン前ペンシルベニア州厚生長官(63)を充てる人事案について採決し、賛成52、反対48の賛成多数で承認した。レビン氏は男性として生まれた後、女性に転換しており、トランスジェンダーを公言する初の米政府高官となる。
 レビン氏は小児科医で、2017年からペンシルベニア州厚生長官を務めた。バイデン大統領は指名に当たり、レビン氏が「居住地や人種、宗教、性的指向、自己の性別に対する認識を問わず、この(新型コロナウイルスの)大流行への対処に必要な揺るぎない指導力と専門知識をもたらしてくれる」と強調していた。
 バイデン政権は高官起用に当たり、性的少数者(LGBTQ)を含む多様性を重視。同性愛を公言する初の閣僚としてブティジェッジ運輸長官が就任している。 (C)時事通信社