【ニューヨーク時事】米東部ニューヨーク州のクオモ知事は26日、新型コロナウイルスワクチンの接種証明や検査の陰性証明を携帯電話の無料アプリなどで表示する「エクセルシオール(「さらに高く」を意味するニューヨーク州の標語)・パス」の利用開始を発表した。証明の提示が求められるイベントの入場時に活用される。州によると、パスの利用開始は全米初。
 利用者は必要情報を入力してパスを取得し、イベント入場時にパスのQRコードを印刷するかアプリで提示。このサービスに加盟する施設が読み取れば、接種証明や陰性証明を確認できる仕組みで、開発にはIBMの協力を得た。大型施設からまず利用を開始し、4月2日から小規模施設に拡大する。
 クオモ氏は「パスはウイルスと戦いながら、経済のさらなる安全な再開を可能にする新たな道具だ」と述べた。
 州では2月にスポーツなどのイベントに観客を定員の10%まで入れることが解禁された。観客は入場時に陰性証明などの提示が求められる。 (C)時事通信社