世論調査機関の中央調査社が3月に実施した新型コロナウイルスに関する調査で、事態の収束後にしたいことを複数回答で尋ねたところ、「国内旅行」が64.4%と最多で、次いで「家族や友人との外食」(62.7%)が入った。長引く巣ごもり生活のストレスを反映したとみられる。
 3番手にも「テーマパークや遊園地、動物園に行く」(32.6%)、「街でのショッピング」(32.4%)、「イベントやコンサートに行く」(31.6%)といった「外出系」が並んだ。
 また、コロナ禍が及ぼした生活への影響を聞いたところ、「あった」(79.4%)が「なかった」(16.5%)を圧倒。具体的には、複数回答で「外出しなくなった」(76.0%)と「親族や友人との交流が減った」(68.6%)が他を引き離して上位を占めた。
 「収入や売り上げが減った」(27.2%)や「精神的に落ち着かなくなった」(18.3%)も一定の割合に上り、「家族と口論やいさかいが多くなった」(4.9%)、「勤め先の倒産・失業・廃業」(1.9%)を挙げる人もいた。
 ▽政府対応、低い評価
 この1年間の新型コロナ対応について「十分評価できる」を10、「全く評価できない」を0とし、0~10の11段階で聞いたところ、政府の評価の平均値は4.41にとどまった。自治体は5.14、医療機関は7.46だった。
 調査は5~14日、全国の20歳以上の男女4000人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は30.0%。 (C)時事通信社