日本相撲協会は29日、東京都内で評議員会を開き、2020年度決算(1~12月)を承認した。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、過去最大となる50億2600万円の赤字。6年ぶりに赤字に転落し、八百長問題による春場所中止などがあって49億円近い赤字を計上した11年度を上回った。
 本場所の入場券売り上げで大きな打撃を受けた。昨年は春場所を無観客で開催し、夏場所は中止。7月場所以降の3場所は観客数の上限を定めた。巡業が全て中止となり、イベントでの東京・両国国技館の使用料収入が減ったことも響いた。
 相撲協会の担当者は、22年度までの3年間で合計100億円ほどの赤字を見込んでいることを明かし、「資産は半分ぐらい無くなってしまう」と話した。 (C)時事通信社