黒田東彦日銀総裁は30日、オンライン形式で講演し、新型コロナウイルス感染症の影響について「経済・物価への下押し圧力は長期間継続する」との見方を示した。その上で、9月末に期限を迎える企業の資金繰り支援を柱とする日銀のコロナ対応策に関し「必要があればさらなる延長も検討する」と述べた。
 日銀はコロナ対応策の期限を3月末から半年延長している。黒田総裁は今後の政策運営に関し「機動的かつ効果的な追加緩和手段として金利の引き下げは重要な選択肢だ」と強調。必要があればマイナス金利を拡大する意向を改めて示した。 (C)時事通信社