【ワシントン時事】国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事は30日、世界各国で累計16兆ドル(約1760兆円)規模に上る新型コロナウイルス危機対応の経済対策が貢献し、「世界経済は回復の足取りが強まっている」との認識を示した。来週公表する最新の世界経済見通しで、2021年の世界全体の成長率予測を1月時点の5.5%から上方修正すると語った。
 専務理事は来週オンライン形式で開く年次総会を前に講演し、大規模な経済対策とワクチン普及により、世界恐慌の再発は回避されたと指摘。回復が先行する米国と中国の経済規模は年内にコロナ危機前を大きく超える水準に戻ると語った。 (C)時事通信社