大手百貨店4社が1日発表した3月の既存店売上高(速報)は、前年同月比25~33%増となり、全社が大幅なプラスに転換した。昨年3月に新型コロナウイルス感染拡大の本格化に伴ってインバウンド(訪日外国人旅行者)が急減、一部店舗を臨時休業した反動で、見かけ上の売上高は急回復する形となった。
 ただ2019年3月との比較では、10%台後半から20%程度のマイナスとなっており、コロナ前の水準には遠い。婦人服を中心に衣料品の低迷が長期化しており、「感染状況に客足が左右される状況は続く」(高島屋)とみられる。 (C)時事通信社