日本サッカー協会は1日、新型コロナウイルスの厳戒態勢の中、3月下旬に実施した国際試合について総括した。
 A代表は韓国、モンゴルと対戦し、東京五輪世代のU24(24歳以下)代表はアルゼンチンと2試合を行った。頻繁なPCR検査や外部との接触遮断など、厳格な防疫措置を条件に入国が許可され、日本を含めチーム関係者から陽性者は出ず、大きな混乱もなかった。須原清貴専務理事は「おおむねいい形で終えることができた」と評価した。
 来日した対戦チーム関係者は計124人。移動にはチャーター機を用意し、日本チームは国内組、欧州組でホテルのフロアを別々に分けるなど対策を徹底。東京五輪のテストケースにもなった。
 一方で、田嶋幸三会長は「普通の試合よりも費用が随分かかった」と説明。海外勢が宿舎から外出できないことに不満を訴え、大使館関係者がいさめる事態もあったという。「僕らはしっかりと説明をしているが、全部に行き渡るわけではない」と理解を得る難しさも口にした。 (C)時事通信社