【ロンドン時事】石油輸出国機構(OPEC)加盟・非加盟の産油国で構成する「OPECプラス」は1日、テレビ会議方式で閣僚級会合を開き、5月以降に産油量を段階的に増やしていくことで合意した。世界経済の回復基調を受け、新型コロナウイルスの流行に伴って実施している協調減産の規模を縮小する。
 ただ、世界的なコロナ感染再拡大を踏まえ、原油価格維持のため減産縮小は徐々に行う。産油量を5月から7月まで日量35万~40万バレル毎月増やし、減産規模を3カ月間で約15%縮小する計画だ。
 サウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー相は会合後の記者会見で、「決定は慎重な措置だ」と述べた。同時に、サウジが実施している日量100万バレルの自主的な追加減産も縮小する方針を示した。 (C)時事通信社