20カ国・地域(G20)の財務相・中央銀行総裁によるテレビ会議が日本時間7日夜、開かれる。新型コロナウイルスのワクチン接種が進む一方で世界経済はいまだ厳しく、会議では着実な経済の回復に向けた対応を議論。コロナ禍で財政基盤が悪化した開発途上国の債務返済猶予の期限についても、2021年6月末から半年間の延長を協議する。
 日本からは、麻生太郎財務相と黒田東彦日銀総裁が出席。共同声明を採択する方向で調整している。
 会議では途上国への追加支援として、債務返済猶予のほか、国際通貨基金(IMF)が加盟国への新たな資産配分に向け検討している透明性向上の具体策についても議論する。巨大IT企業に対する国際課税のルールづくりでは、今年7月までの承認に向けてG20で結束を図る。
 G20会議に先立ち、6日には先進7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁がテレビ会議を開催し、G7間で足並みをそろえる。 (C)時事通信社