梶山弘志経済産業相は5日、来日中のアズミン・マレーシア上級相兼貿易産業相と会談し、日本企業による対マレーシア投資の拡大について議論した。新型コロナウイルス収束後の経済回復をにらみ、デジタル技術の導入を通じた製造業の生産性向上策などについて意見を交わしたとみられる。
 梶山氏は冒頭で「マレーシアには高度なインフラや積極的な経済連携の取り組みがあり、企業にとって魅力的な投資先だ」と強調。アズミン氏は「コロナ感染拡大から最初の訪問国として日本を選んだ。われわれの関係が困難な時期にもうまく機能すると信じている」と応じた。
 マレーシアは地域的な包括的経済連携(RCEP)にも参加。電気製品や電子部品など製造業が経済の中心だったが、近年は医療・ヘルスケア分野での投資を拡大している。経産省は、自由貿易を推進したい日本にとって有力なパートナーになり得ると期待している。 (C)時事通信社