公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の山口広秀経営委員長(元日銀副総裁)は5日、東京都内で就任記者会見を行った。山口氏は「長期的な観点で安定的かつ効率的に運用し、年金財政に貢献するのが重要な使命だ。国民の皆さんから一層信頼される組織をつくりたい」と抱負を語った。
 昨年度は新型コロナウイルス対策として、主要国政府・中央銀行が講じた大型経済対策や金融緩和で国内外の株価が上昇。運用利益は過去最高水準が見込まれる。山口氏は「その時々の運用成果に一喜一憂しない」と述べ、長期的な運用実績を重視する考えを強調した。 (C)時事通信社