財政制度等審議会(財務相の諮問機関)は7日、総会と分科会を開き、建議(意見書)の取りまとめに向けた議論を始めた。新型コロナウイルス対策による歳出膨張で財政が急激に悪化していることを踏まえ、社会保障の受益と負担の見直しをはじめ、財政健全化の道筋をどのように示すかが今後の焦点となる。
 政府は、税収で政策的経費をどれだけ賄えているかを示す国・地方の基礎的財政収支(PB)を2025年度までに黒字化する目標を掲げている。達成は難しくなっているが、出席した委員からは「黒字化の旗を降ろすべきではない」として、引き続き歳出抑制などに取り組むよう求める声が出た。 (C)時事通信社