東洋紡は7日、新型コロナウイルス感染の有無を調べるPCR検査で、1時間に120検体の判定が可能なシステムを実用化したと発表した。1度に5人分の検体を混合して同時に検査する「プール方式」に対応させた。検査数を大幅に増やすことができるという。
 唾液を検体に用いる東洋紡のPCR検査装置「ジーンキューブ」に、バイオベンチャー企業の新型コロナ遺伝子抽出装置を組み合わせて調べる。一般にプール方式では、検体採取から結果報告までに約2日かかるが、東洋紡などの装置では検体到着から結果報告まで最短約1時間で済むという。4月中旬から販売する。
 プール方式の場合、5人全員が陰性なら1回の検査で済む。陽性反応が出たときは、検体を1人ずつ再検査する必要がある。 (C)時事通信社