リクルート(東京)が7日発表した来年春卒業見込みの大学生の就職内定率(4月1日時点)は、前年同時期と比べて3.2ポイント低下の28.1%だった。例年この時期に内定が進む理系が大きく低下。新型コロナウイルスの感染拡大で大学に行く機会が減り、就職情報に触れる頻度が減った影響が出ている。
 3月に企業説明会、6月に選考活動を解禁する現行の採用日程になった2016年以降、4月時点での内定率が下がるのは初めて。
 理系は6.0ポイント低下の33.9%、文系は2.2ポイント低下の25.4%。業種別では、テレワーク普及や「巣ごもり消費」の恩恵を受ける情報通信や小売りでの内定が増えた一方、外出自粛の直撃を受けた飲食・宿泊や、理系の比率が高い建設は減った。 (C)時事通信社