新型コロナウイルス感染対策のため大阪府内で13、14日に予定される東京五輪聖火リレーが公道で実施しない方針となったことを受け、大会組織委員会の武藤敏郎事務総長は7日、オンラインで記者会見した。「異常な状況の中で、リスクを抑制するために違ったやり方も必要。こういう形でのリレーも納得いただけると思う」と述べ、理解を求めた。3月25日に福島県から始まった聖火リレーで、公道走行の中止が決まったのは初めて。
 大阪府の要請を受け、府内でのリレーは万博記念公園(吹田市)内で観客を入れずに実施。ランナーは2日間で計約200人で、希望者全員が参加できるよう調整する。一日の終わりに行うセレモニーの実施方法も、今後検討する。 
 新型コロナの感染再拡大が懸念される中、武藤氏は今後も地元自治体と相談して実施方法を決めるとした上で、「(聖火リレーは)津々浦々を訪れることで(五輪を)実感していただく大変重要なもの。現実的な対応をしながら続けていくことが重要」と述べた。(C)時事通信社