鳥取県の平井伸治知事は8日の定例記者会見で、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、県内の東京五輪聖火リレー(5月21、22日)の規模を縮小する方向で大会組織委員会とおおむね合意したと明らかにした。ルートを短縮し、観客を事前申込制とすることなどが柱。平井氏は「鳥取らしく規模に応じたやり方にしたい」と述べた。
 当初計画は全19市町村の約31キロを走る予定だったが、見直し案では15市町村でルートを短縮。詳細は組織委と最終調整している。リレー区間と関連イベント会場は事前申し込みの抽選で観客を制限するほか、県主催イベントの一部を取りやめる。
 ルートと県主催イベントの見直しで警備費や運営費など3000万円程度を削減できる見通しで、県はこの経費をコロナ対策に充てる。県は組織委に、大会スポンサーの車列などの縮小も要望しているが、平井氏は「判断は組織委に委ねられる」と述べた。 (C)時事通信社