新型コロナウイルスワクチンの接種と副反応の関連を調べる厚生労働省の専門部会が9日に開かれ、65歳以上の高齢者は接種後の副反応発生率が低い傾向にあるとする健康調査の中間報告が示された。高齢者への優先接種は12日から開始される。
 調査は、2月から接種が始まった医療従事者ら約2万人が対象。米ファイザー製ワクチンの2度目の接種後、37.5度以上の熱が出た人は全世代では38%だったのに対し、65歳以上は9%だった。全身のだるさや頭痛の発生率も、高齢者は他の世代より低かった。
 対象者のうち、2回接種した65歳以上は482人と少ないものの、同省研究班の伊藤澄信順天堂大客員教授は「高齢者の発熱頻度は1割程度で、著しく高いわけではない」と述べた。 (C)時事通信社