チケット販売大手のぴあは9日、37年間続いた実店舗での対面販売を6月末で終えると発表した。全77店舗を閉鎖し、インターネットサイトやコンビニエンスストア端末での販売に専念する。販売の主力がネットに移る中、新型コロナウイルスの流行でコンサートや演劇などが自粛に追い込まれたことが響いた。
 閉鎖するのは、「ぴあステーション」と「チケットぴあスポット」。店頭販売は1984年に始まり、99年のピーク時には約600店舗に上った。
 その後ネット販売が伸びるにつれて、店舗数はコロナ禍前までに約100店まで減少。2019年度の対面販売での売り上げはチケット販売事業の3%に、コロナでイベント自粛が広がった20年度は1%未満に落ち込んでいた。 (C)時事通信社