ビール大手4社が12日発表した3月のビール系飲料(ビール、発泡酒、第三のビール)販売実績は、各社ともほぼ前年同月並みとなった。首都圏などの飲食店の営業時間短縮で業務用の苦戦が続いたが、家庭向け商品は好調だった。ただ昨年3月は新型コロナウイルスの感染拡大で外出自粛が始まっており、「コロナ前に比べると完全回復には遠い状況」(ビール大手)という。
 各社の増減幅は、数量ベースで公表するキリンビールは3%増、サントリービールは横ばい、サッポロビールは1%減。売上金額で公表するアサヒビールは2%減だった。家庭向け新商品の投入時期などで差が出たとみられる。 (C)時事通信社