J・フロントリテイリングは13日、2021年2月期の連結純損益が261億円の赤字(前期は212億円の黒字)に転落したと発表した。赤字は07年に同社が経営統合で発足して以来、初めて。新型コロナウイルス感染拡大により、傘下の大丸松坂屋百貨店やパルコが昨年の春先に臨時休業を余儀なくされたことが響いた。総額売上高は前期比32.4%減の7662億円。
 百貨店事業は、春先の休業に加え、その後の感染再拡大や緊急事態宣言の再発令で客足が鈍った。訪日外国人消費がほぼ消失したことも逆風となり、年間を通じて苦戦が続いた。不動産事業も休業中の家賃減免措置などで収入が減った。 (C)時事通信社