帝国データバンクは13日、2020年度の宿泊業者の倒産件数が前年度比66.7%増の125件で、過去最高の増加率になったと発表した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、19年度まで好調だったインバウンド(訪日外国人旅行者)需要が激減。緊急事態宣言発令による国内の移動制限も追い打ちを掛けた。
 業種別では、「ホテル・旅館」が117件と大半を占めた。都市部を中心に宿泊予約のキャンセルが相次ぎ、経営が成り立たなくなったケースが多かった。秋以降は政府の観光支援事業「Go To トラベル」キャンペーンなどが下支えしたものの、倒産件数はリーマン・ショックがあった08年度、東日本大震災後の11年度に続き、過去3番目に高い水準だった。 (C)時事通信社